※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています
占いえらび
名前の画数で運勢を読む姓名判断は、古くからの占いのように見えます。けれど、いまの形ができたのは昭和のはじめ。雑誌の記事がきっかけでした。成り立ちと、同じ名前なのに画数が3通りに分かれる理由をたどります。
この記事の3行まとめ

姓名判断の記事では、五つの格の数え方を紹介しました。この記事は、姓名判断の歴史と、画数が分かれる理由に進みます。
確かめられた記録は言い切り、言い伝えは「とされる」「と語られる」で書き分けています。使った資料は、いちばん最後にまとめました。
姓名判断は、古代中国の陰陽五行説(=世の中のものを陰と陽、木・火・土・金・水の5つで説明する考え方)を理論の土台にしています。
ただ、いま日本で使われている「五つの格で画数を数える」形は、日本で生まれたものです。明治の終わりから昭和のはじめにかけて、新聞や雑誌を通して形が整えられ、広まりました。
古い思想を土台にしながら、形は100年ほど前の日本で作られた。数秘術が20世紀のアメリカで形になったのと、よく似た成り立ちです。

いまの姓名判断の土台を作ったのが、熊崎健翁(くまざき・けんおう、1882〜1961年)です。新聞社で働いていたころから易の理論を研究していました。
家庭向けの雑誌で紹介されたことで、姓名判断はふつうの家庭の名づけにまで入っていきました。いまある多くの流派は、この熊崎式から枝分かれしたものです。
流派によって答えが変わる、いちばんの理由が画数の数え方です。
| 考え方 | 数え方 |
|---|---|
| 旧字体で数える | 昔の辞書『康熙字典』(こうきじてん=18世紀の中国の漢字辞典)の字の形にもどして数える |
| 新字体で数える | いま私たちが書いている字の形のまま数える |
旧字体で数える流派では、へんやかんむりを元の字にもどして数えます。さんずい(氵)を「水」の4画、てへん(扌)を「手」の4画として数えるのは、この考え方です。
意見がいちばん分かれるのが草かんむりです。流派が3画・4画・6画の3つに分かれています。
「花」は、草かんむりの下に「化」(4画)がある字なので、7画・8画・10画の3通りになります。「山田 花子」で数えると、こうなります。
| 格 | 艹=3画 | 艹=4画 | 艸=6画 |
|---|---|---|---|
| 「花」の画数 | 7 | 8 | 10 |
| 天格(山+田) | 8 | 8 | 8 |
| 人格(田+花) | 12 | 13 | 15 |
| 地格(花+子) | 10 | 11 | 13 |
| 外格 | 6 | 6 | 6 |
| 総格(4文字すべて) | 18 | 19 | 21 |
同じ名前でも、人格・地格・総格の3つの格が、流派ごとに全部違う数になります。ネットの自動判定と先生の結果が合わないときは、まず草かんむりの数え方を確かめてみてください。
戦後、姓名判断は本やテレビを通してさらに広まり、赤ちゃんの名づけや、芸能人の改名の話題でもよく取り上げられるようになりました。印鑑の販売と結びついて広まった面もあります。
名前を変える・高い品物を買うといった大きな決断は、姓名判断の結果だけで決めずに、家族と相談してからにするのが安心です。先生に「この品物を買えば運がよくなる」とすすめられたときは、いったん持ち帰って考えましょう。
赤ちゃんの名づけで姓名判断を使うなら、画数から考え始めるより、次の順番で進めると迷いにくくなります。
画数を最後に回すと、流派による違いに振り回されずに済みます。どの流派で数えるかを決めたら、候補はすべて同じ流派でくらべましょう。
姓名判断は、統計で確かめられた方法ではありません。科学の世界からは、科学とは別のものだと指摘されています。
そのうえで姓名判断が長く使われているのは、名前をじっくり見つめ直すきっかけになるからです。名づけでは、響きや字の意味、呼びやすさを家族で話し合う時間そのものに価値があります。画数は、その話し合いにもうひとつの視点を加える道具として使うのがちょうどいい距離です。

姓名判断の先生に最初に聞いておくと話が早いのは、この3つです。
電話で伝えるときは、名前の漢字を1字ずつ説明できるように、相談メモに書いておくと安心です。
PR
この占術で相談できる先生を探す
各社の初回特典と料金は、公式の数字から計算して並べています。
※提携の手続きが終わりしだい、ここから各社へ直接つなげるようにします。いまは当サイトの比較ページへの案内です。
ほかの占術
あわせて読みたい